謙虚にして驕らず

充実した日々を目指して。

上達とモチベーションと試行回数 (TCG雑記)

大事なのは、試行回数

どれだけSVの試合をこなしても、一向に上達をしている気配がない。

使っているデッキは上位のものであるし、ゲームに向き合ってきた期間も長いのに、なぜこんなにも勝てないのだろう?自分はどれだけ才能がないのだろうか…(相手はきっと才能があるのだろう)

いくら試合数をこなしている感覚があっても、一向にMPは伸びない。負けてるゲームの印象ばかりが残り、シーズンを通じてMPが2000台から超えたこともなく、もしかして勝率3割くらいなのでは…?と、どんどんネガティブに…

こんな風に思うことが非常に多い僕ですが、つい先日あることに気づきました。

あれ?自分、殆ど試合数こなしていない?

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(1/27時点での累計MP。そもそも仮に勝率100%でもまだ6900でした)

自分が捉えた印象にばかり意識が向いていて、ものすごい根

本的な事を見落としていたのです。

どんなに上手くなろうと意識していたとしても、色々な記事や考察を見ていたとしても、そもそもの経験値(=試合数)が足りなければ、結果は現れにくいのです。

 

継続する事のすごさ、重要さ

この項目は、理解してもらえる人はもしかしたら少ないかも知れないですが、僕にとっては非常に大きな事です。

「好きでやっているゲームだったら、いくらでもプレイして居られるのでは?」

僕はそう考えることの出来る人を、センスや才能のある人なのではと考えています。

継続するという行為は非常に重要で、強い動きだと思います。それが出来る人というのは、強い意志を持てている人だと考えます。

自分の中では結構試合数やったかな?と思っても実際はこんなものだったりするのです。

では何故、意志はあるのに回数がこなせないのか?

僕は、モチベーションが全ての根幹であると考えました。

回数がこなせないのは、モチベーションが保てないから。

逆にモチベーションが保てているときは、勝手に回数がこなせます。この事を意識したりコントロールを自分で出来るようになれば、人生変わるのでは?と思ってみたりしたので、少し考えてみます。

 

勝手に悲観しているだけで、状況は悪くない

例えば上記のMPの話。

『体感勝率3割くらいでもうダメだ…いくらやってもヘタクソなんだ…』

と考えてましたが、冷静に考えると全くそんなことはありませんでした。

SVのマスター帯のMPは、格上や格下とのボーナスはあれど、勝てば+100、負ければ-100です。

すごくざっくりとした話1000戦やって勝率50%だとしたら、+100,000-100,000で0MPです。(実際はMPが低い段階だと格上としか当たらないので、緩やかに上昇して行くと思われますが)

MPがある程度維持されている段階で、勝率は少なくとも51%以上はある事がわかります。上記の例を以前計算したところ約54%でした。

僕は実際よりとてつもなく低く自分の実力が低いと勝手に思い込んで、自らモチベーションをさげてしまっていたのです。

実際54%という数字は正直言ってかなり低い数字だと思います。でも、僕のモチベーションを取り戻すのには十分な数字でした。

ここからたった1%あげるだけでも、結果は全然変わると思えました。

 

思い込んでしまう二つの要因

何故、最初からその事に気づけなかったのでしょうか。

自信がないからです。自信があれば最初からモチベーション高く続けられています。

では何故、その自信が持てなかったのでしょうか。2つ思うところがあります。

1つは『これまでの経験が無い(少ない)から』

経験=回数からくる自信、知識の量は加速度的に上昇して行きます。経験が自信を生み、自信がモチベーションに繋がり、モチベーションが回数に繋がるから。

しかしその最初の経験を積むモチベーションはどこから来るのか。

それは、これまでの人生経験で培ってきた、あらゆる事に対する経験値だと思います。

勉学、スポーツ、仕事、趣味、交友関係、ありとあらゆる物事を上達、会得する工程は全て同じです。どれだけ考え、どれだけ回数をこなして、どれだけ身につけたか。

全ての物事は繋がっています。そう捉える事が出来れば、どのような事も等しく同じ行程で身につける事が出来、

全ての経験を他の物事に活かせます。

もう1つは、

『明確な数字で表されていないから』

と考えました。

今回の例だと、MPの数値だけで判断していた為、それが実際にはどういう数値なのかを正確に判断する事が出来ておらず、踏み込んで計算しておおよその勝率を出した所から現実を正確に把握する事ができました。(個人的にはこういった戦績分析はある程度標準で見れてほしいと思うのですが…生々しい数字を出すと負け込んだときにプレイヤーが離れやすいからでしょうか)

一度、こんなんでも一応勝ち越してはいるんだ、と認識してからは、あまり悲観することなくランクマを回せるようになりました。

過去に(蒼空アディショナルの頃)環境が変わった際に戦績を全部記録して、細かい勝率を記録し続けながらがっつり回した事があったのですが、その時の勝率も55%程度でした。戦績自体は今回と大差ないのですが、常に正確な数値を認識しながら続けた時は、不思議とモチベーションが保たれていました。

もちろん負の側面もあります。ネガティブな数値もはっきりと認識してしまうので、それを正面から受け止める必要も出てきます。

ですがそれを、改善点が明確に現れると捉える事が出来れば、強力な武器となります

 

結局の所、ネガティブな感情に支配されてはいけない

回数をこなすことがモチベーションの原動力になり、モチベーションがあるから回数がこなせる。結果として上達し、結果が現れ、さらにモチベーションが上がる。

これが上達の為に最も大事な循環だと思います。

この循環を達成する為には、とにかく冷静に現状を把握する事、勝手にネガティブに捉えて自らやる気を削がない事が非常に重要だと感じました。

自分は思っているほど下手じゃないんだなぁ、と思い込む事にして、頑張って行きたいと思います。